フォルガー選手は、実はここ数戦体調が優れなかったとのことで、以前患っていたEBウイルス感染症が再発した可能性があるためドイツに緊急帰国となりました。オーストラリアの出場も絶望的とされていますが、今週末の日本GPには代役として、テストライダーでもあり、世界耐久選手権でも活躍する野左根 航汰選手が出場することになりました。これは楽しみですね!

地元のヒーローである野左根航汰が、今週の日本GPを欠場するジョナス・フォルガーに変わりテック3で走ることになりました。フォルガーはメディカルチェックのためにドイツへと帰国することとなり、そのシートは2012年のMoto2クラスに16歳でワイルドカードでグランプリレースデビューを果たした野左根に託されます。野左根は日本のGP2クラスでその1年後に優勝。過去数シーズンはJSB1000に参戦し、素晴らしい成績を収めてきました。加えて、彼はヤマハで世界耐久選手権に参戦していることで知られています。モンスターテック3ヤマハチームは野左根を歓迎します。また、ジョナス・フォルガーの素早い回復を願っています。

野左根 航汰

「これは大きな驚きでした。日本GPでレースが出来るなんてまだ信じられません。もてぎは自分のお気に入りのコースで、ヤマハのテストライダーとしてM1でミシュランタイヤを履いて走ったことがあります。MotoGPライダー達と一緒にホームGPを走れるというのは大変光栄なことです。ヤマハとモンスターヤマハテック3にこうした素晴らしいチャンスを与えて下さったことを感謝したいと思っています。」

<テック3ヤマハ プレスリリース>