誰もが思っていたとおり、一旦ドヴィツィオーゾ選手に抜かれても簡単に諦めるマルケス選手ではありませんでした。最終ラップのターン8のミスで転倒しなかったのも凄いですが、最終コーナーの思い切った突っ込みも見事でした。

Q

「もてぎでの2位獲得おめでとうございます。またしても素晴らしくエキサイティングなレースでした。ターン8でのミスで優勝を逃したと思いますか?」

マルク・マルケス

「チャンピオンシップ争いをしている2人が最終コーナーまでバトルするという素晴らしいレースでした。最終ラップは自分が少しのアドバンテージがあるというのはわかっていたんですが、いくつかミスをしてしまい、ターン8での大きなミスによってかなりのタイムを失ってしまいました。そこで彼に追いつかれてしまいました。」

「バックストレート、そこでのブレーキングでもDucatiのほうが速いのはわかっていたんです。最終コーナーでオーストリアのようにトライしてみたんですが、結局はダメでしたね。ここではドヴィがかなり強いというのは予想していました。この次のフィリップアイランドでは、結末は違うかもしれません。」

(Photo courtesy of michelin)