福島県石川郡浅川町に拠点を置く株式会社エヌ・ティー・エス(以下、NTS)は、FIM世界選手権グランプリMoto2チームのRWレーシングと2018年以降、共同体制で同選手権に参戦することを目的とした協議内容に合意したことを受け、その調印式が10月13日(金)、世界グランプリ開催中の栃木県ツインリンクもてぎで行われました。

精密金属加工メーカーとして航空宇宙、自動車産業、船舶及び医療業界の大手メーカーから試作品や高精度製品の加工を受注するNTSは、自社の加工技術の向上を最大の目的としてMoto2シャーシの開発と製作を担当し、一方のRWレーシングはチームマネジメントを担当致します。
ライダーには南アフリカ人の「スティーブン・オデンダール選手」と、アメリカ人の「ジョー・ロバーツ選手」が内定しています。

生田目將弘 (NTS 代表取締役社長) コメント

「お取引先様を含む様々な方々のご支援とご理解を頂きまして、お陰様でこの度正式にRWレーシングと2018年度以降の世界選手権グランプリ参戦のための調印を無事に終えられたことを大変うれしく思っています。私たちはあくまで精密金属加工メーカーとして加工技術の向上と人材育成を主眼にレース活動をして来ましたが、縁あって世界グランプリに挑戦できる機会に恵まれました。この機会を原動力に、RWレーシングと共に福島県企業の元気を世の中に発信していければと思っています。」

<NTS プレスリリース>