開幕前の骨折は致命的だ
アンドレア・ドヴィツィオーゾはシーズン開幕が迫るこの段階で鎖骨を骨折。緊急手術をすることとなった。ドヴィツィオーゾはトレーニングの一貫としてモトクロスレースに出場していたが、ジャンプ着地で鎖骨を骨折した。
ドヴィツィオーゾの骨折箇所は左の鎖骨で、手術をすぐに行うために近くの病院に搬送された。7月19日の開幕に備えてドヴィツィオーゾはリハビリを進めていくことになるが、開幕は19日、15日水曜には練習走行が予定されているため、実質的に2週間の回復時間しかない状態だ。
今シーズンは例年よりもスケジュールがタイトであるため、シーズン中の怪我は即複数ラウンドの欠場を意味するが、開幕前の怪我に関しても同様で、負傷箇所の完治が出来ないままに連戦を戦うことになる。当然Ducati側からこうしたトレーニング、レースの許可は出ていたはずとは言え、この時期の怪我は、ドヴィツィオーゾの2020年シーズンに大きな影響を及ぼすだろう。
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of michelin)