オーストリアGPが終わった段階でのチャンピオンシップスタンディングの結果をお伝えする。現在もトップを走るのはファビオ・クアルタラロだが、2位アンドレア・ドヴィツィオーゾとの差は僅かに11ポイントだ。

マーべリック・ビニャーレスは3位に転落、4位にはルーキーとは思えぬ走りを続けているブラッド・ビンダー、5位バレンティーノ・ロッシ、6位に日本人の中上 貴晶、7位ジャック・ミラー、8位フランコ・モルビデッリ、9位ジョアン・ミル、10位ヨハン・ザルコ、11位ダニーロ・ペトルッチ、12位アレックス・リンス、13位ポル・エスパルガロ、14位ミゲル・オリヴェイラ、15位アレックス・マルケスとなっている。

マルク・マルケスは開幕戦から4戦欠場中で、今週末のスティリアGPも欠場する。サンマリノGPから復帰して、仮にシーズン終了までの9戦全て(サンマリノ〜ポルトガル)で優勝すると獲得ポイントは25ポイント。チャンピオンシップ首位のファビオ・クアルタラロが、スティリアGPを仮に4位で終えて総合80ポイントだったとしても、その後ファビオ・クアルタラロの不調が続けばマルク・マルケスにも十分チャンピオンシップ優勝の可能性はある。

現時点ではチャンピオンシップの行方を語るのは時期尚早ではあるが、サンマリノGPで復帰したマルク・マルケスが、死にものぐるいで優勝を狙ってくるのは間違いないだろう。