カタールテストを振り返って、ミシュランタイヤのピエロ・タラマッソは、2021年のタイヤパフォーマンスも高く、チームやライダー達からの評判も上々。素晴らしいレースになることが予想されると締めくくった。ミシュランにとっては、今年もまたロジスティクス面で昨年同様に感染症対策と納期を両立させながらの難しいシーズンとなる。
テストの内容は全般的にポジティブ
ミシュラン ピエロ・タラマッソ
「カタールで行われたテストを通じて、ライダー達はフロント、リア共に激しくタイヤをプッシュしました。ジャック・ミラーはトラックラップレコードを更新していますし、ヨハン・ザルコは最高速度の記録を塗り替えました。つまり、2021年のタイヤのグリップは高いということです。」
「多くのライダーが前後共にソフトコンパウンドのタイヤを気に入りました。グリップ、そして安定性もあります。摩耗は激しいものの、チームやライダー達はうまくセットアップを行いながら走行していました。実際のレースウィークになって、気温が上がり、路面に砂が浮いた状態でどうなるかが気になります。」
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「ミディアムタイヤについてはグリップが少し落ちる代わりに、より優れた安定感とコンスタントさがあります。ハードは路面温度が45℃を超えるようなFP1、FP3でのみ使用されるでしょう。テストの内容は全般的にポジティブで、チーム、ライダー達共に良いフィーリングを感じていたようです。開幕戦は素晴らしいレースとなるでしょう。」
（Photo courtesy of michelin）