ドイツGP決勝でバルタスが2ポイント獲得! シャーリンはポイント圏内目前の17位でゴールを果たす
ドイツGPの決勝レースで、NTS RW Racing GPはまたしても大きな里程標をひとつクリアすることに成功 しました。金曜と土曜のセッションでは苦戦傾向が否めなかったNTS陣営ですが、レースウィークで最も 重要な日曜にその悪い流れを断ち切って、決勝レースでチームの総合力を発揮。Moto2世界選手権の チャンピオンシップポイントを2点獲得することに成功しました。[adchord]
3戦ぶり今季3回目のポイント加算で、し かも今回はMoto2クラスルーキーのバリー・バルタスが14位に入るという快挙になりました。ハフィス・シャ ーリンは第5戦で15位、第6戦ではシングルポジションの9位でゴールした実力の持ち主ですが、今回は 残念ながらポイント圏内にわずかに届かず、17位でチェッカーフラッグを受けました。2週連続で開催される第9戦オランダGPは、6月25日(金)午前にフリー走行1回目がスタートします。
ハフィス・シャーリン選手(ゼッケン55)
(決勝レース:17位)
「今回のレースでは、少なくとも15位で1ポイント獲得、できればそれ以上のリザルトを目指してがんばったけれども、残念ながらNTSの性能を存分に発揮することができず、17位で終えることになってしまった。ザクセンリンクサーキットは全長が短くてコンパクトなコースレイアウトなので、その特徴に最適のセットアップを探るのに苦労してしまったんだ。次のオランダGPはチームのホームGPなので、シーズンベストリザルトを目指してがんばるよ」
バリー・バルタス選手(ゼッケン70)
(決勝レース:14位)
「金曜と土曜のセッションでは苦労を強いられたけれども、今日の決勝レースではそれまでの苦労を結果に結びつけることができたんだ。スタートをうまく決めて、序盤に少しずつ順位を上げてゆき、そこから先もチャンスを狙いながらポジションを上げて行った。28周のレースを楽しみながら戦って、最後にチャンピオンシップポイントを獲得できたので、とてもいいレースだったし、この結果は自分にとって大きな自信にもなった。今回のウィークをしっかりと支えてくれたチームの皆に、心から感謝している」
(Source: NTS)
(Photo courtesy of NTS)