結果的には1位タイムとなったものの、現状はこの理由を説明できる状況ではなく、外の苦戦するトラックと比較して何が差を生み出しているのかを理解していくことが必要だと語る。本来は将来を希望されていた選手だけに、これを機に残り4つのレースで活躍を見せてほしいところ。
現状はトラックによって差が激しい
ラウル・フェルナンデス
「今年は自分たちにとって本当につらい1年だったので、こうした結果は嬉しいですね。こうしてトップに立てたことは嬉しいですが、実はまだマージンがあります。落ち着いていくことが重要ですし、将来的になぜこのトラックでここまでスピードがあったのかを理解する必要があります。」
「今年はなぜスピードが発揮できなかったのか理解できない局面も複数ありましたからね。素晴らしい結果ですが、アプリリアでチャンピオンシップ争いをするためにも、バイクの高いバランスが必要です。現状ではトラックによって差が激しいんです。」
「明日は同様にフロントで走行したいですし、スプリントレースでも表彰台争いに絡んでいきたいと思いますし、ロングレースでも表彰台を獲得したいですね。しかし、現時点ではこれは目標ではなくて、現時点は走行距離を重ねること、今の瞬間を楽しんでいくことが重要です。」
(Photo courtesy of michelin)