オーストラリアGP スプリントレース2位 ラウル・フェルナンデス「ここ数戦で良いレースが出来ている」MotoGP2025

フェルナンデス、冷静かつ緻密な走りで好調維持

ラウル・フェルナンデスは、ここ数戦での好調を維持しながら、オーストラリアGPでも冷静かつ緻密な走りを見せた。序盤は少しプッシュしすぎたと感じながらも、終盤に向けてリアタイヤを巧みに温存。追い迫るマルコの強烈なペースを意識しながらも、ミスを最小限に抑えることを第一に考え、快適なレース運びで自らのベストを尽くした。予選の重要性とタイヤ選択への確信を強調しつつ、自らの走りに集中していく姿勢を示した。

終盤のタイヤマネジメントと冷静な判断

「嬉しい結果です。ここ数戦で良いレースが出来ています。今日はベッズが近づいている中でとにかくミスをしないことを意識していました。その中で最大の走りをしようと思いました。序盤は少しプッシュしすぎたので、終盤はリアタイヤを温存する事を考えました。マルコの迫ってくるペースからして抜かれた後のサバイバルを考えてタイヤを温存していたんです。良い走りが出来ていましたし快適でした。ミスも少なくこういう走りを常に出来ればというレースでしたね。」

予選とミディアムタイヤへの手応え

「明日はしっかりとリアタイヤを温めることが重要でしょう。落ち着いて走ることが大事になりますし。機能からミディアムで良い走りが出来ていることを意識すべきです。ミディアムでの走りができるセッティングも出来上がっていますしね。今回もそうですが、予選が非常に重要です。序盤から3位4位であれば渋滞もありませんし、予選が今週末の鍵でもありますね。」

アプリリアの改善と自身への集中

アプリリア全体で考えても改善が進んでいると思います。明日はマルコにペナルティーがありますが彼は圧倒的なペースがあります。自分はとにかく自分に集中していきたいと思っています。」