フェルナンデス、2位で初日を終え好調維持

ラウル・フェルナンデスは、オーストラリアGP初日のプラクティスで2位に入り、インドネシアから続く好調ぶりを証明した。ミサノテストの成果をベースに、バイクのフィーリングに満足しながらも、風の影響があったターン1や4を含め慎重な分析を重ねている。3種類のフロントタイヤを試しながら昨年使っていないコンパウンドの評価にも注力し、ポジションよりもレースペースに重きを置いたセッションとなった。日本GPから続くQ2進出を維持しつつ、トップ6~7を現実的な目標とする一方、予選の結果次第では表彰台も視野に入れている。フェルナンデスは明日に向けて、冷静さを保ちつつ攻めの姿勢を崩さない。

フロントタイヤの評価と風への対応

「インドネシアに引き続きバイクのフィーリングは最高ですから楽しんでいます。今日は3種類のフロントタイヤを試しました。特にフロントは昨年使っていませんから評価を行っています。ポジションも重要ですが、レースペースが重要です。ターン1、ターン4は風もあってトリッキーでしたが、明日に向けて良い方向性があります。Q2が重要になりますが、集中を保っていきます。このポジションを維持していきたいですしね。」

テストの成果を実感、表彰台も視野に

「ミサノテストから前進していますし、日本からQ2に進出を続けています。トップ6、7が現実的な目標でしょうね。もしかしたら次のレースでは苦戦するかもしれませんが、今のフィーリングを保っていきたいですね。明日はナーバスにならずリラックスして挑みたいです。重要なのはミサノテストで得たことが役に立っているということですね。予選の結果次第ですが、表彰台を狙えるなら狙っていきます。」