ベッツェッキがトップタイムを記録
マルコ・ベッツェッキは、オーストラリアGP初日のプラクティスでトップタイムを記録し、満足げな表情を見せた。自身のダッシュボード上のタイムよりも速かったことに驚きを見せつつも、朝からバイクのフィーリングは良好で、背中の痛みも許容範囲内だという。左回りのフィリップアイランドでは特にブレーキング時に痛みを感じる場面もあるが、週末の好天と路面状況に助けられ、アプリリアで走る楽しさを感じている様子。セクター3と4に強い手応えを得ており、決勝でのダブルロングラップペナルティを見据えつつも、まずは予選とスプリントに集中し、2列目までのグリッド獲得を目指して準備を進める。

背中の痛みを抱えつつもポジティブな感触
「良いタイムでしたね。自分のダッシュボードのタイムはもう少し遅かったんですが、良かったです。今朝からバイクのフィーリングはいいですしね。背中は悪くありません。まだ痛みは少しありますけどね。このトラックは左回りですから左からの立ち上がりの体制を取ることになります。ブレーキングに関しても体を起こす時に少し痛みがあります。」
天候と路面に助けられた好感触、決勝に向けた展望
「明日は良くなればと思っています。天候も良いのでアプリリアでこのトラックを走るのは楽しいです。そこまで風もなく寒くもありません。最高のコンディションですね。セクター3、4は最高です。決勝ではダブルロングラップがありますが、まずは土曜の予選とスプリントを考えます。そこから日曜に向けてポジティブにレースを進めたいですね。予選では2列目までが重要です。多くのライダーがソフトリアでスピードがあるので、更に改善していきます。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。