オーストラリアGP 6位ルカ・マリーニ「高速サーキットでは、バイクの旋回性が思うように出せない」

終盤にアコスタを猛追したマリーニ、わずか0.040秒差でフィニッシュ

序盤から積極的な走りを見せたマリーニは、まずポル・エスパルガロとの接戦を制し、その後ベッツェッキを追走。追いすがる集団を引き離しながら、トップ陣営とほぼ同等のペースを維持。終盤5周でペドロ・アコスタに急接近し、フィニッシュラインではわずか0.040秒差に迫る猛追を見せた。

ホンダとチームの取り組みを評価

「厳しいレースでしたが、その分この結果には価値があります。ポイントも獲得できましたし、チームとホンダHRCが週末を通じて素晴らしい仕事をしてくれました。こういう取り組み方を毎戦していくことが重要です。今回のような高速サーキットでは、バイクの旋回性が思うように出せず、今後の開発課題だと感じました。目標はチャンピオンシップでザルコの前でフィニッシュすること。毎戦少しずつ差を詰めています。マレーシアでも自分たちのポテンシャルを信じ、前向きな姿勢で臨みたいです。まだパッケージとして更なる可能性があると思っているので、これからも努力を続けていきます。」