スタート直後の好ダッシュもミスで後退、ザルコとの接戦に突入
ルカ・マリーニはスタートでミルと並ぶ好ダッシュを決めたが、序盤の小さなミスで後方に後退。そこからヨハン・ザルコとの長いバトルに巻き込まれた。終盤にはザルコを振り切り、クリーンエアでペースを上げて8位でゴール。今季初転倒の翌日にしっかりとポイントを取り戻し、ホンダ勢トップ争いでザルコとの差を6点に詰めた。

マシンの進化と課題
「週末をいい形で締めくくれたと思います。今回も十分なペースがありましたし、バイクも引き続き進化を続けています。スタートはとても良くて、ミルやザルコと並ぶ位置につけましたが、自分のミスで後退してしまいました。その後は大きな集団の中で多くのライダーとバトルすることになり、ザルコを抜くのにも時間がかかってしまいました。ミディアムフロントのおかげで強くブレーキをかけられましたが、旋回性の面ではまだ課題があります。予選での結果を最大化することが今後の課題だと感じています。それは自分とバイクの両方に言えることです。ミルの表彰台獲得、おめでとうございます。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。