始めてトップ10でテストを終えた中上選手は確かな前進を感じています。2日目にマルケス選手に引っ張ってもらったことで様々な事を理解出来たということも大きいでしょうが、過去RC213Vでデビューしたルーキー選手で、ここまでこのバイクで序盤から良い結果を出していたルーキーはマルケス選手以来始めてと言えます。ようやく乗りやすいバイクになってきたという部分も大きいと思いますが、中上選手の今シーズンに期待が膨らみます。
タイテスト3日目8位 中上 貴晶
「3日間全体的に本当に嬉しい内容でした。ラップタイム、そしてポジションの面でも嬉しく思っています。バイク、チームの面でも前進することが出来、さらにお互いを良く理解することが出来ました。LCR Honda IDEMITSUチームに大きな感謝を述べたいと思います。この3日間の進歩について本当に嬉しいんです。」
「トップ10で始めて走行を終えるというのは本当に大きなことですが、開幕戦の舞台であるカタールに向けてまだまだ作業は必要です。どうなるかわかりませんが、こういった方向で作業を続けて行きたいと思います。また、シーズン開幕間にカタールで行うテストも良い内容になると思います。」
<LCRホンダ プレスリリース>