アプリリアのRS-GPは以前からリアタイヤへの攻撃性が低く、レース後半の戦闘力は高いと言われてきています。今回はアレイシ選手が7位、他の選手もドライセッションでどのタイヤを履けば最後までタイヤが保つのか手探りである状態を考えると、序盤のスピード、ペースに問題がなければ、アプリリアが良い位置に来る事も十分に考えられるでしょう。
アレイシ・エスパルガロ
「嬉しいですね。多くの変更を加えて昨日よりもバイクの動きは良くなりました。ですから、Q1ではこうしたコンディションでも良い感触でした。もしニュータイヤを使うことが出来ていれば、ポールポジション、1列目は可能だったでしょう。ただ、Q1から走ってきたので十分な数のニュータイヤがありませんでした。このレインタイヤはトラックが乾いてくると、簡単にオーバーヒートしてしまうんです。ですから、高速ラップとタイヤを冷やすラップを交互に織り交ぜる必要がありました。」
「ただ、これは大丈夫です。これもレースの一部ですから。それに3列目スタートというのは、明日のスタートに向けて悪い位置ではありません。アプリリアはリアタイヤへの攻撃性が低いので、レースの終盤でもタイヤは十分に残っているんです。トラックも好きですし、明日のレースでは良い結果を出せるでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)
<アプリリア プレスリリース>