チーム内の内紛が続いていたMarc VDSですが、正式にミハエル・バルトレミーのチーム離脱が発表されました。今後バルトレミーは2019年に自身のチームを率いてMotoGPに参戦すると噂されており、そのチームこそがペトロナス・ヤマハになるのでは?とされていますが、現時点では情報が少なすぎてなんとも言えないというのが実際です。
Marc VDS プレスリリース
マーク・ファン・デル・ストラテンとミハエル・バルトレミーは今日、戦略的アプローチの違いからそのパートナーシップを終えることで合意に致りました。
マーク・ファン・デル・ストラテン
「Marc VDSレーシングチームの皆にとって過去数週間は大変なものでした。将来どうなるかわからぬと言う状況が、レースで優勝するという目的を達成するための障害となっていました。今回合意に至ったことで、今まで同様に成功を積み重ねるという目的に集中することが出来ます。」
マーク・ファン・デル・ストラテンの言葉どおり、彼はミハエル・バルトレミーに報道されたような横領などの疑念は持っておらず、バルトレミーの無実は証明されています。
ミハエル・バルトレミー
「8年に渡りマークと私は多くを成し遂げてきました。世界選手権で2度タイトルを獲得し、パドックの中でもMarc VDSレーシングチームを最も成功したチームとすることが出来ました。非常に誇らしく思っています。しかしいかなるパートナーシップも永遠に続くことはありません。そして今日我々は別々の道を行くことになりました。私は新しいチャレンジに挑もうと思っています。しかし、マークと彼のチームの成功を祈っています。」
今後はマーク・ファン・デル・ストラテンがMarc VDSレーシングチームのリーダーシップを取り、Moto2クラスで3度目の世界タイトルを目指して戦っていきます。
(Source: Marc VDS)
(Photo courtesy of Marc VDS)