2018年シーズンより10年ぶりにMFJ※2全日本ロードレース選手権(以下、JRR)のJSB1000クラスに参戦している、Hondaワークスチーム「Team HRC」は、鈴鹿8耐において新たなパートナーとしてRed Bullを迎え「Red Bull Honda with 日本郵便」として参戦します。マシンはCBR1000RR SP2をベースとしたワークスマシン「CBR1000RRW」を投入し、ライダーには高橋巧に加え、FIMロードレース世界選手権(以下、MotoGP)MotoGPクラスに参戦中の中上貴晶、FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ(以下、WSB)に参戦中のレオン・キャミアを起用します。
昨シーズンよりEWCにフル参戦し、2017-2018シーズンでは、第2戦のル・マン24時間耐久レース、第4戦で優勝し、現在ランキング1位の「F.C.C. TSR Honda France」は、EWCレギュラーライダーのフレディ・フォレイ、ジョシュ・フック、アラン・テシェの3名体制で参戦。EWCにおいて日本の耐久チームとしては史上初めてとなる、年間チャンピオン獲得を目指します。
アラン・テシェ(EWCに同チームより参戦中)
「鈴鹿8耐は自分にとっても大切なレースです。去年は(クラッシュで)レースができませんでしたが、今年は違います。F.C.C. TSR Honda Franceでレースをできることが、とてもうれしいです。もう少しマシンを良くすることに集中しなければならないのですが、鈴鹿では自信がありますし、ホームコースだからポテンシャルは高いと確信しています。もちろんチームメートも信頼していますし、とても良い雰囲気です。とにかく今はレースが待ち遠しくて、早く始まってくれないかと思っています。そしてレース後にはタイトルを手にしたいです」