最後はクラッチローとのバトルの中でフロントが暴れているという問題を抱えていたというリンス。今回はロッシ、イアンノーネとのバトルを制し、ギュントーリが2019年型のパーツを試すなど、2019年に向けて様々な収穫もあったでしょう。

アレックス・リンス

「今日はスズキのホームレースとなる日本GPでこうして3位獲得出来たことを嬉しく思います。昨日の時点では良いペースがあることがわかっていました。良い形のスタートから多くの選手をオーバーテイクしました。クラッチローに追いついた後は彼を抜こうとしたんですけど、フロントが少し暴れていたんですよね。それもあって彼をオーバーテイクすることが出来ませんでした。いずれにしてもここで3位を獲得出来たということは素晴らしいことでした。」

「バレンティーノとイアンノーネとのバトルは楽しかったですけど簡単なものではありませんでした。彼らは多くのレース経験、そしてオーバーテイクの経験があります。ですから多くを学ぶことが出来ました。毎回レースをする中で何かしら学びがあるんですが、今回はこの2人とバトルが出来たことは本当に嬉しいことでした。同様のレースを続けていきたいと思いました。」

「カルとのバトルで感じたのは、ホンダのバイクのほうが低速コーナーからの立ち上がり加速が良いということですね。ロングストレートに向けた立ち上がりでも、彼のほうが楽に立ち上がっていく印象がありました。スズキの開発ペースも速いので、少しづつ追いついていきたいと思っています。今回はギュントーリが2019年型のバイクをライディングしていましたけど、スズキは来年のカタールからすぐに戦える準備を今からしています。」


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(Source: Suzuki-racing)

(Photo courtesy of michelin)