雨の合間を狙ってポールポジションを獲得したと語るマルケス。明日は優勝はもしかしたら難しいと語り、優勝が難しい場合、そのターゲットは表彰台獲得とのこと。

マルク・マルケス

「もちろん難しい予選でした。ボックスからも雨が振り始めるのがわかったので、いつプッシュするかを判断するのかが難しい予選でした。ここではほぼずっと200km/h近いスピードで走行していますから、トラックが完全に濡れていなくても、バイザーに水滴がついてくると非常に怖いんですよね。その中で雨が止むタイミングがあったので、その中で全力でプッシュしました。このラップでポールポジションを獲得することが出来ましたね。」

「日本やタイと同様にフィーリングはあまり良くなかったんですけど、トップには近い位置で走行出来ました。ペースが最速だったのはイアンノーネだけですね。今日はピットから出てすぐに妙な転倒がありましたけど、タイヤが冷えていたのかもしれません。それ以外はずっと良い形で走行が出来ました。ステップ・バイ・ステップで良くなっています。皆が明日は当然優勝を狙っているでしょうし、皆がそのためにこの場にいるわけです。」

「現時点でのフィーリングとしては表彰台って感じですね。優勝出来る気はあまりしません。確かにチャンピオンにはなりましたけど、まだチーム、そしてコンストラクターズチャンピオンシップがあります。優勝が無理ならば表彰台を目指すことになります。」

(Photo courtesy of michelin)