レース2ではリンスが1位でスタートするものの、雨が続いた今週の中でリンスはソフトフロントタイヤが残っていなかったようでミディアムタイヤで出走。こうした状況のなかでリンスのミスにより、ドヴィツィオーゾがトップに立ち、バレンティーノ・ロッシが2位となります。レース2ではレース1で転倒したポル・エスパルガロが一気に4番手にまで順位を上げ、バレンティーノ・ロッシが途中転倒したことで表彰台圏内での走行となります。

Ducatiテストライダーのミケーレ・ピッロがポル・エスパルガロに追いすがる中でしたが、ポル・エスパルガロが見事に逃げ切りました。これでシーズン最終戦の勝者はアンドレア・ドヴィツィオーゾ、2位アレックス・リンス、3位にKTM、そして自身初のMotoGP表彰台となったポル・エスパルガロとなりました。

以降は4位ミケーレ・ピッロ、5位ダニ・ペドロサ、6位中上 貴晶、7位ヨハン・ザルコ、8位ブラッドリー・スミス、9位ステファン・ブラドル、10位ハフィズ・シャーリン、11位スコット・レディング、12位ホルへ・ロレンソ、13位バレンティーノ・ロッシ、14位カレル・アブラハム、15位ジョルディ・トーレスという結果となりました。