既に明らかになっているとおり、ダニ・ペドロサはKTMのテストライダーとして年内にデビューを果たします。今日12/09にホンダのサンクスデーに参加したダニ・ペドロサは、再来週となる12/18、12/19にKTMのRC16を初めてテストすることになります。

当初はペドロサは年が明けた2月のセパンテストでKTMデビューをする予定でしたが、KTMはホンダから年内一杯ホンダの契約ライダーであるダニ・ペドロサを借りて今月にテストを行う許可を得ています。

名指しでホンダのことをライバル視しているKTMからすると、ホンダの敵に塩を送るとも言える行為をどう思っているのか定かではありませんが、当然ながら非公開となるであろうこのテストに関して、ペドロサからのコメントを聞くことが出来ないでしょう。

ペドロサからのコメントを聞くことが出来るのは年明け、もしくは2月のセパンテストになるでしょうが、ペドロサからどのようなフィードバックが出てくるのか、そしてそれをKTMが開発にどう活かしていくのかなど、色々と楽しみは付きません。

世界選手権デビュー以来ずっとホンダで戦ってきたペドロサにとっては、初めてホンダ以外のバイクをライディングすることになりますが、今日のホンダサンクスデーでもホンダへの今までの様々な思いを巡らせたことでしょう。

なお、今日のホンダサンクスデーにおいて、ペドロサにはHRCよりRC212V、RS250RWが贈呈されています。

(Photo courtesy of michelin)