Nacho Cornejo、Ricky Brabecの2台のCRF450ラリーはダカールラリー2019のステージ7において素晴らしい位置で走行。Nacho Cornejoはあと少しでステージ優勝を逃す結果で、Brabecは力強い走りで総合首位へと返り咲きました。

ステージ7は非常に厳しいステージで、ライダー達は既に使用されたステージルートを使用しました。つまり、ラリーカー、トラック、SSVなどが走行し、ひどいコンディションとなった道をライダー達は使用。ステージは323kmのSS区間を含むものでSan Juan de Marconaから出発し、San Juan de Marcona戻ってくるというループ状のステージとなりました。

モンスターエナジーホンダのベストライダーとなったのはNacho Cornejoです。彼はあと少しで初のダカールステージ優勝を遂げるところで、前半戦に素晴らしいペースを発揮しました。Nacho Cornejoは総合で12位、リーダーとの差は1時間と少しとなっています。ステージ7で3位を獲得したのはRicky Brabecでしたが、何よりも彼はこれで総合首位を獲得。砂丘を含むステージでスピードを発揮しました。これで彼は総合で2位のVan Beverenに対して7分47秒の差を維持しています。

Nacho Cornejo

「今日は最高の1日でしたがステージは苦しいものでした。トラックなどが通った道を再び使用したので注意深く走行する必要がありました。でも総合的には高速ステージだったと言えるでしょう。後半は砂が多くなり、砂丘がありました。ここでプッシュが出来るとわかっていましたからプッシュしました。ミスを最小に抑え、良いペースを維持することが出来ました。ですから今日のステージには満足しています。あと少しでステージ優勝出来ましたけど、明日のレースを先頭で走らずに済むのはプラスでしょう。」

Ricky Brabec

「こういう良い形でレースが出来る日が必要だったんです。昨日少しミスをして失ってしまった部分があったので、明日はこのリードを維持するのが難しいでしょうね。今日のステージは自分が普段走っているようなコンディションであったと言えます。楽しく快適なものでした。皆が共にライディングしていて楽しむことが出来ました。明日はステージを先頭で走りたいないですからね。自分よりも前にライダーがいるのはいいことですよ。明日がどうなるか見てみましょう。」

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(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)