Pramac Ducatiのダニロ・ペトルッチのDucatiファクトリーとの契約期間は1年間ですが、これに関しては彼がファクトリー契約を結んだ時から話題となっていました。ペトルッチがファクトリー入りするニュースが発表されたのは2018年の6月でしたが、2018年は同じくPramacでジャック・ミラーの活躍が目立った年でもあり、2019年からMotoGPバイクをライディングするフランセスコ・バグナイアもDucatiでの成長が見込まれているライダーです。

つまり、ダニロ・ペトルッチが2019年以降もDucatiファクトリーで走り続けるためには、ファクトリーライダーとしてドヴィツィオーゾと共に常にトップ5圏内で走行すること、そしてPramacの2人を退けるパフォーマンスを発揮する必要があるのです。またダニロ・ペトルッチの場合は、雨の日は有利になるとは言え、さらに少し体の絞り込みが必要だと言われています。

パオロ・チャバッティ

「Ducatiは2020年に向けてペトルッチ、ジャック、ペッコの3名のファクトリーチーム入りの候補者を抱えています。ペッコと契約をした2018年1月時点ではギャンブルでしかありませんでしたが、(プレシーズンテストの結果から)今はそれが正しい判断だったことがわかっています。来年彼はGP18を操縦し、ジャックを参考に素早く成長するでしょう。」

「ダニロは他の2人に勝つ必要があるわけですから、大きなプレッシャーにさらされます。初優勝を遂げること、常にトップ5で戦うことが彼の2019年の目標となります。彼のターゲットはドヴィツィオーゾに勝つことではありません。彼は自信を持つ必要があるんです。ドヴィツィオーゾにダニロが勝てれば言うことはありませんが、ドヴィツィオーゾよりも自分が優れていると見せようとする必要は特にありません。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of michelin)