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バウティスタが他を寄せ付けずアラゴンのレース1で優勝。ピレリの新型タイヤを称賛。

モトランド・アラゴンにおけるレース1で、アルヴァロ・バウティスタとDucatiパニガーレV4Rがまたしても圧倒的な勝利を記録しました。バウティスタは新しいトラックレコードとなる1’49.049を記録。フィニッシュラインを通過した時点の彼のリード15秒を超えており、2位にはジョナサン・レイ、3位にはチームメイトのチャズ・デイビスが入賞。

アルヴァロ・バウティスタは金曜から素晴らしいスピードを発揮。ピレリが今回持ち込んだワイドタイヤで良いフィーリングを得ており、「ピレリは毎回新しいタイヤを持ち込んで常に向上をしようと努力してくれていますので嬉しいですね。」とバウティスタは述べています。ピレリは今回125/70サイズのフロント、200/65サイズのリアを投入。このタイヤによって昨年のレースタイムから大幅なタイム向上が出来ています。

レース1のスタートでライテルベルガーがレイとの接触によってレースを離脱。その後Delbianco、Mercadoもリタイアしています。アルヴァロ・バウティスタはフロントでレースをリード、アレックス・ロウズは4番手スタートからサイクスをオーバーテイク、バウティスタの後ろにつけて2位とします。

ジョナサン・レイは10番グリッドからスタートし、3周目には4番手にまで順位を上げます。レイは5周目にサイクス、ロウズを抜いて2位に順位を上げます。デイビスも同様に順位を上げて3位となります。7周目に2位争いがレイとデイビスの間で激しく展開され、両者ほぼ毎周に渡り順位を入れ替え、11周目にロウズがこの争いに加わります。

この時点でバウティスタのリードは11秒以上となり、12周目にロウズが2位になりますが、レイがすぐにこれを奪い返しています。レース後半になると、レイ、ロウズ、デイビスの3名による2位争いになり、ファン・デル・マークが3位争いに加わります。最終的にはレイが2位を獲得、デイビスが3位と続きました。

これでアルヴァロ・バウティスタは後続に15秒以上の大差をつけて優勝。最終ラップにユージンラバティは4番手で走行中に転倒。再スタートしたものの最後尾で完走しています。

レース1は路面温度20℃と低かったことから。ライダー達は直前までどのタイヤでレースをスタートするか決めかねていました。最終的にほぼすべてのライダーがスタンダードSC0の200/65サイズを選択(オプションA)。Y0187 SC1デベロップメントタイヤ、ミディアムを選択したのはトム・サイクス、ジョルディ・トーレス、レオン・ハスラム、メルカドのみでした。

フロントに関しては18名のうち13名がスタンダードSC1 125/70サイズ(オプションA)を選択。ライテルベルガー、デルビアンコはX1071 SC2デベロップメントタイヤ(オプションB)を選択。レイ、ハスラム、RAZGATLIOGLUは、X1118 SC2デベロップメントタイヤ(オプションC)を使用しました。

(Source: Pirelli)

(Photo courtesy of Pirelli)

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