FP1とFP2で様々なセッティングを試していたマルケス。最終的には今週もまたポールポジション争いに参加しており、何をしていてもトップ争いが出来る状況には変わりません。また、今週末はホンダとDucatiではなく、ヤマハとスズキがスピードを発揮することを予想しています。

マルク・マルケス

「今回はいろいろとセットアップを試しながらの週末でしたが、それでもポールポジション獲得を争うことが出来ました。タイヤはリアにはミディアムかハードを履くのが良さそうですね。FP4でハードをフロントに使用したところ、今まで抱えていた問題がすべて解決して快適に走行することが出来ました。予選ではミディアムをリアに使用していましたが、今週末は最低でも表彰台争いは出来ると思います。」

「今回はグリップが高いということに苦戦していますが、ヘレスではハイグリップで良い走りが出来ていました。苦戦はしているものの良い走行が出来ていることが重要なんです。1秒離されているとかではなくペースも良いので、問題だとは捉えていません。今回は3人、4人がトップで走行するような展開を予想していますが、ムジェロより状況としては良いのでコンスタントに走行出来るでしょう。」



「今回はFP2でロッシの後ろについてみました。彼は新品タイヤ、自分はユーズドで走行していました。ヤマハは相変わらずコーナリングスピードが非常に高いですね。皆が今週もホンダ vs Ducatiの展開を期待していますが、今週末はヤマハ vs スズキの展開になるのではないかと思っています。今週末はトルクとパワーが低いほうが有利なような気がしています。ストレートは確かに長いんですが、コーナーは13もありますからね。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)