2019シーズン第8戦オランダGPは、今回がホームグランプリとなるNTS RW Racing GPにとって非常に重要な一戦です。レースウィーク初日の金曜は、午前と午後にそれぞれ40分間のフリープラクティス(FP1、FP2)が行われました。この2回のセッションを終えて、ボ・ベンスナイダーは1分38秒661のベストタイムで初日総合24番手。チームメイトのスティーヴン・オデンダールは、1分39秒009で総合27番手につけています。両選手とチームが目指す位置はさらに高く、明日は上位のポジションを狙うために、全員が一丸となって改善を目指します。

今日の走行で、ベンスナイダーはセッション中にピットへ戻ってはふたたびコースインする作業を繰り返し、マシンセットアップの改善に取り組みました。今日の走行で得たデータを有効に使い、明日はさらにブラッシュアップを図ります。オデンダールはコースアウトや軽い転倒がありましたが、幸いにもケガには至らず、明日の走行ではさらに高いモチベーションで臨みます。

ボ・ベンスナイダー選手コメント

(FP1:21番手、FP2:24番手 総合24番手)
「今日は厳しい一日だった。マシンの状態はまだ煮詰まっていなくて、フィーリングがいまひとつの状態なんだ。今日は午前と午後のセッションでいろいんなことを試し、セットアップも午前から午後にかけて大きく振ってみたので、明日は問題の所在を明確にして、さらにがんばりたい」

スティーヴン・オデンダール選手コメント

(FP1:25番手、FP2:26番手 総合27番手)
「今日の走行ではコースアウトしてしまったり、序盤セクションで低速からの軽い転倒を喫してしまったりと、もっと上位を目指しているのに、あまり調子の乗らない一日になってしまった。ただ、チームはマシンの明確な方向性を見いだしていて、僕たちは進むべき方向に進んでいるという感触を掴んでいるんだ。他の選手たちに惑わされず、明日はさらに集中力を高めて取り組むよ」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)