ミシュラン 新たなレース FIM Enel MotoEワールドカップ の舞台であるドイツへ

ミシュランはドイツのザクセンリンクへと向かっていますが、このラウンドはFIM Enel MotoEワールドカップにとって記念すべき開幕戦となります。

ザクセンリンクは3,671mの左回りのサーキットで、カレンダーの中で最も短いトラックとなっていますが、タイヤ左側に非常に高いストレスがかかるサーキットでもあります。コーナーは左が10、右が3個、ストレートは僅かに700mしかありません。これによって、タイヤは垂直ではなくほとんどの時間を左側に車体がリーンした状態で過ごすこととなり、これが30周続くわけですがMICHELIN Power Slicksはこの状況に対応することとなります。

アロケーションは今シーズン初めて、全てのレンジで左右非対称となります。全てのフロントタイヤ、リアタイヤは左側が硬く、右側は3つの右コーナーでより速く温まる必要があることから柔らかいコンパウンドとなります。

ザクセンリンクは2017年に再舗装され、ドレスデン、ライプツィヒの近く、ドイツ東部に位置します。レースは夏に開催されるにも関わらず、このエリアはこの時期冷たく湿った気候となります。レインコンディションでのレースも想定されることから、MICHELIN Power Rainタイヤも、ソフト、ミディアムコンパウンドの使用が可能です。この場合もリアタイヤは左側が硬いコンパウンドとなります。
今週末はミシュランにとって、FIM Enel MotoEワールドカップのオフィシャルタイヤスポンサーとしての初めてのレースでもあります。この新カテゴリーは完全に電動バイクだけの選手権となり、Energica Ego Corsaを使用したシングルメイクシリーズとなります。このクラスはスピードと持続性を考えて生まれたもの。全てのバイクが同一となり、全てのエネルギーはバッテリーとなります。レースはおよそ15分間で周回数は10周、ミシュランは毎回MotoEのレースにMICHELIN Slick MotoEとして知られる1種類のコンパウンドを提供します。

このタイヤはEnergica Ego Corsa用に開発され、フロントのミディアムはMotoGPの同様のタイヤと一緒に開発を進められてきたもの。リアはソフトコンパウンドで、ミシュランの市販スーパーバイクタイヤの派生タイヤです。ウェットコンディションだった場合に備えて、ソフトのシンメトリックフロントタイヤ、左側がハードなエクストラソフトのアシンメトリックリアタイヤが準備されます。これらはミシュランのMICHELIN Power Rainタイヤで、最高峰クラスでも素晴らしい性能を発揮しているもの。

ミシュランとMotoGPフィールドは、5日金曜日の練習走行からセッションを開始。予選走行は土曜に開催され、MotoEの2つの練習走行は金曜日に開催され、予選は土曜となります。今週末のMotoGP第9戦は夏休み前の前半戦最後の戦いとなります。レース開始は現地時間14時からで、MotoEのレースは現地時間10時から開催されます。

2輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ

「今週末はミシュランはMotoGPと共にMotoEの初レースを迎えますから、非常に忙しいですね。MotoGPに関してはこのトラックの要求を理解しています。短く、年間で最も平均速度の低いトラックです。しかしタイヤ左側には非常に厳しいトラックです。ドイツにはこれに対抗するためのタイヤ、そして天候に備えたタイヤを投入します。このトラックはコンデンサの変化が速く予測が難しいトラックです。ですからあらゆるコンディションでタイヤがしっかりと機能することが求められます。」

「MotoEはバイクに合わせて実に多くのテストをこなしてきましたが、どういったレースとなるのか楽しみです。ミシュランはこの新たな挑戦に、技術パートナーとして参戦出来ることを嬉しく思っています。ミシュランは歴史的にモビリティーを改善、安全、よりエコに、環境に優しいプロジェクトを支持してきました。世界中が注目する電動バイクにミシュランが関わるプラットフォームとして、MotoE以上に最適なものはないでしょう。」

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)