来年アルヴァロ・バウティスタはDucatiからホンダに移籍するという噂が出ていたが、どうやらこれは本当だったようだ。MotoGPが開催されているオーストリアにおいて、Ducatiのパオロ・チャバッティがバウティスタとの交渉決裂を語った。

パオロ・チャバッティ

「アルヴァロ・バウティスタを来年もDucatiのWSBKで起用したいと思っていますが、新たにコストをかけようとは思っていません。先週末に彼のマネージャーに話をして、これ以上待つということはバウティスタ以外の可能性を考える必要があると伝えましたが、彼のマネージャーは” どうぞ “と言ってきました。つまりバウティスタは既にホンダと来年契約を交わしているということです。」

「バウティスタは既に35歳ですし、彼がこの先走れたとしても2〜4シーズンでしょう。その中で十分な契約金の提示があったとしたら、彼の選択もわからんではないです。我々は既に来シーズンに関して待ったなしの状態です。現在考えている選手は、スコット・レディングと別のメーカーのWSBKライダーです。」

「レディングはパニガーレV4Rに電子制御なしで乗っており、優勝を含む素晴らしい結果を遂げています。今まで走ったことがないトラックでも優勝しており、パニガーレV4Rとの相性が良いことを示していると言えるでしょう。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)