Aruba.it Racing – Ducatiチームは、イケル・レクオナとの契約締結を正式発表。2026年シーズンより、スペイン出身のレクオナが新型ドゥカティ・パニガーレV4Rを駆ってWorldSBKに参戦する。

2000年1月6日、バレンシアで生まれたレクオナは、16歳でMoto2デビューを果たし、4シーズンにわたって中量級で戦ったのち、2020年にテック3チームからMotoGPクラスへとステップアップ。その後、2022年からはホンダHRCチームよりWorldSBKにフル参戦し、これまでに113戦を消化。2度の表彰台と1度のポールポジションを記録している。

このレクオナの加入に伴い、ドゥカティの象徴的存在であるアルヴァロ・バウティスタとの関係は2025年限りで終了する。

バウティスタはこれまでにドゥカティのパニガーレV4Rで228戦に出場し、63勝を挙げたことでドゥカティ史上最も成功したスーパーバイクライダーとなった。通算表彰台120回、ポールポジション10回、そして2022年と2023年の2度の世界タイトル獲得という偉大な実績が、そのキャリアとチームとの絆を如実に物語っている。

Aruba.it Racing – Ducatiチームは、バウティスタがこの5年間にわたって残した功績に深く感謝の意を表し、彼の模範的なプロフェッショナリズムと、トラック内外での振る舞いを高く評価している。