今年はレギュレーション改定によりバイクとのフィーリングを取り戻すことに苦戦しているアルヴァロ・バウティスタ。現時点でもまだバイクとのフィーリングを探している状況が続く。この状況下において、来年以降のDucatiファクトリーとの契約に関しては話が進んでいないようだ。

アルヴァロ・バウティスタ

「このトラックは過去にはDucatiにとって少し厳しかったですが、2022年と2023年は競争力がありました。特に昨年は2レースで勝ちました。しかし、毎年感触は違います。今年はバイクのフィードバックが昨年と同じではなく、その感触を取り戻すのに苦労しています。」

「ミサノでは非常に苦労しました。今年は昨年のようにレースを支配するとは思っていません。目標はバイクとのフィーリングを取り戻すことです。バイクを楽しみ、思い通りに走れるようになれば、競争力が出てきます。タイトル争いに戻ることが目標ではなく、楽しむことが目標です。」

「難しいトラックですが、ベストを尽くします。契約面に関してはニュースはありません。今のところ、過去のようにバイクを楽しめていないので、どうなるか見てみましょう。Ducatiはマネージャーと話していますが、自分自身の決断はまだ明確ではありません。」

(Photo courtesy of ducati)