Ducatiライダーとして最速となってジャック・ミラー。今回の結果にはデスモセディチのロングコーナーでのパフォーマンス改善を挙げている。この調子で結果を積み上げていけば、2021年のファクトリーシートの可能性が高まるはずだ。

ジャック・ミラー

「FP3でバイクに問題がありました。ソフトでフィーリングを確認しようと思っていたらトラブルに見舞われました。マーシャルの後ろに乗りましたけど、飛ばしてくれて助かりました。彼らもコースレコードを記録したんじゃないですかね(笑)

「2台目のバイクは旧型シャーシでブルノテスト以来使っていませんでしたが、良いフィーリングでした。今回はバックストレートでマルクとバレが待っているという面白い展開の予選でしたね。」

「ハードフロントでFP4を走りましたけどフィーリングは悪くないです。お気に入りのタイヤとは言えませんが、おそらくこれを使用するでしょう。路面のタイヤへの攻撃性が高いので、多くの選手がハードタイヤを使用するんじゃないかと思っています。

「レースペースには自信がありますが、ヤマハも速いですね。マルケスは新品のハードタイヤで59秒台を6周連続で記録しているわけで、気が滅入りますよ。

「Ducatiもバイクの改善が進んでいると感じています。特にロングコーナーの中でタイヤのエッジグリップを使ってしっかりと加速が出来ています。こういったことが助けになっているんです。」

(Source: Pramac)

(Photo courtesy of michelin)