予選で後方からのスタートとなったペトルッチは、チームメイトが絡む転倒によって順位を落としたと語る。レース後半に強みを発揮しても、スタートで出遅れると挽回のしようがないのは、今のMotoGPでは当たり前になってきた印象だ。

ダニロ・ペトルッチ

「今日は難しいレースになると思っていましたし、ターン1での事故で影響を受けました。スタートで外側にいようと思っていたんですが、アンドレアとファビオのバイクによって進路を変える必要があり、これで順位を少し落としてしまったんです。」

「順位を回復しようとしたんですが、これが難しかったんです。残り10周になるとかなり良いペースで走行出来るようになりました。残り2周でファステストも記録することが出来ましたしね。あの転倒がなければもう少し上の順位で完走出来たでしょうね。ただレースを後ろでスタートすると何かしらあると巻き込まれてしまうものです。このレースは残念ですが、何よりもアンドレアに同情します。彼の怪我がシリアスなものでないことを願います。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)