ポル・エスパルガロはアラゴンのFP4で転倒して左手首を骨折。アラゴンGPを欠場していた。次回のタイGPは来週末の4日〜となるが、完調でなくともタイGPには出場したいと語る。特に後半戦からは結果が上向いてきたKTMだけに、来年に向けて少しでも多くの経験、データを蓄積したいところだ。
ポル・エスパルガロ
「今ここでレースに出場出来ないのは頭にきます。バイクも調子いいですし、自分も良い走りが出来ていましたからね。今のこの結果を得るために2年半懸命に作業してきたんです。今ここでバイクに乗れない、もしくはタイで完調でないままでしかバイクに乗れないのは大きなマイナスです。ただ、この状況をモチベーションに変えて、プロジェクトをスタートしたころのように戦っていきたいですね。ハードに取り組めば皆が思っているほどシリアスな問題ではないと思います。」
「今からシーズン終了までのゴールはTOP10での完走です。これは実現可能性のある目標だと思います。シーズンを通じてフランコ・モルビデッリに接近していますし、後半からは非常に似た結果を収めています。ですから引き続きTOP10を目指していきます。タイでの問題はヤマハが早いであろうことと、自分が完調ではないということです。でも、これからのサーキットはバイクとの相性も良く、自分も好きな場所です。ですからタイではなんとかバイクに乗りたいんです。完走を目指して、日本、オーストラリア、マレーシア、バレンシアを良い形で走り、シーズンを締めくくりたいですね。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of michelin)