昨年は3位を獲得しているドヴィツィオーゾだが、フィリップアイランドではマシンをリーンさせた状態での長い高速コーナーが続くため、Ducatiの強みである強力なレイトブレーキングと、立ち上がり加速を活かしにくい。他車と比較して2次旋回が弱く、クリッピングを過ぎてから曲がっていかないと言われるDucatiで、怪物マルク・マルケス、そしてファビオ・クアルタラロについていくことが出来るか注目したい。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「Ducatiにとっては最後の3戦の中でフィリップアイランドが最もデータ上は相性が悪いトラックです。しかし昨年は3位で完走しているわけですから、この流れを続けていきたいですね。フィリップアイランドはいつも冷たく雨が降ることが多いですからいかなる可能性もあります。しかしもてぎではランキング2位以下のライダーに対してポイントを積み重ねることが出来ています。チャンピオンシップ2位を獲得したければ安心することは出来ません。いずれにしてもオーストラリアで最高の結果を得体と思っています。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of michelin)