今回でグランプリレース400戦を迎えたバレンティーノ・ロッシ。ヤマハと相性が良いトラックで結果を出していきたいところだが、結果が出ない時は出ない時でモチベーションが湧いてくると語る。2020年以降も走り続けるロッシを見ることが出来るのかもしれない。
バレンティーノ・ロッシ
「今回でグランプリレース400戦ですからずいぶん長いこと走ってきましたね。MotoGPにとってはここは象徴的なトラックです。このトラックでは皆が青い空と晴天を望んでいますが、今週末は厳しい天候の中でのレースとなりますが、それでもここでレースが出来るのは嬉しいことです。」
「キャリアをスタートした時はいつまでレースが出来るかなんて考えもしませんでしたし、17歳からすると25歳なんて爺さんに見えたわけですよ(笑) それが今や40歳ですからね。未だにレースが出来ていることが素晴らしい事であることは間違いないでしょうね。」
「最近のMotoGPは大きく変わっていて、これからの2年間をシーズン開始前、2年前くらいに決定することになるんです。昨年は誰もが出来る限りすぐに契約しようとしていたわけですし。ただ、良い結果が出ていればモチベーションは湧きますが、結果が出ていなくても、良い結果を出したいというモチベーションは湧いてくるんですよ。」
「2本指でのブレーキングは今週も継続していこうと表います。もてぎはブレーキが厳しく、ここはそこまでブレーキングは大変ではないですけどね。イケルに関してはしっかりと時間をかけてバイクを学習することが必要でしょう。MotoGPバイクはさらに限界が高くグリップも強力で、さらに攻めることが可能ですから。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)