2021年末で引退を表明しているバレンティーノ・ロッシが現役のMotoGPライダーであるのはあと10日だ。こう書くと信じられないファンも未だに多いと思うが、バレンティーノ・ロッシ本人にとっても信じられない気持ちだろう。レースを終えた後の月曜日の事は考えないようにしていると話すが、今後は車の世界でレーシングドライバーとして活動する予定のようだ。
最後までしっかりと集中していきたい
バレンティーノ・ロッシ
「最終戦まで2戦が連続していますが、残り10日です。キャリアの26年間とあと10日を比べるとなんとも言えない気持ちです。非常に感情的な瞬間となるんでしょうが、最後までしっかりと集中していきたいと思います。」
「ミサノでは素晴らしいレースが出来ましたし、同様に集中してレースに挑みたいと思っています。バレンシアのレースを終えたあとの月曜日のことは深く考えずにレースに集中したいですね。当然まだまだ現役ライダーですから、残り2戦でしっかりとレースをしていと思っています。」
「ポルトガルでは4月の時点では非常に厳しいレースとなりました。トップ10を走行してはいたものの転倒してしまったんです。全力を尽くしてトップ10を獲得出来ればと思っています。」
「昨日はミサノでフェラーリを走らせていました。1月にドバイで、ルカ、ウッチョとレースをしますからね。過去3年間行っているレースですし、そもそも楽しみのためにやっているものでもあります。テスト時の天候は理想的ではなかったんですが楽しめました。来年はドライバーになる予定ですから、今後のアプローチは今までと異なるでしょうね。ただガルフ12時間耐久は未だに楽しみでやっているものです。来年からどの選手権で何をしていくかは考えているところですよ。」
(Photo courtesy of michelin, sepang racing team)