2019年は予選、決勝でもスピードを発揮したポル・エスパルガロとKTM。シーズン中の最高順位はル・マンの6位だが、常に安定してTOP10で戦えるようになっている。以前から語っているように2020年は常にTOP6付近での走行を目指しているが、今回のテストで初お目見えしたフレームは相当に感触が良いようなので、ヘレステストでどのような走りを披露してくれるか楽しみだ。

ポル・エスパルガロ

「従来型のフレームのバイクで転倒を重ねて、新しいシャーシにハードコンパウンドを履いて走行しました。プッシュして3周目にマルクに近いタイムである30秒6を記録し、その時点で2番手タイムとなったのには驚きました。この新しいシャーシはいいですね。コーナーの中での挙動が改善していて、今まで苦戦していたグリップと旋回性が向上していて、タイヤが摩耗した時に効果があります。」

「今日は電子制御に関しても作業を行っており、多くの改善がありました。開発の方向性は間違いなく正しいですね。この後のヘレステストでは、今回のテスト同様に素晴らしい戦闘力を発揮出来るかどうか見ていくことになるでしょう。」

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(Source: KTM)

(Photo courtesy of michelin)