トプラック・ラズガトリオグルのヤマハ移籍を巡っては、乗り慣れたZX-10RRから離れるということで苦戦が予想されたが、今までのところうまく適合しているようだ。チャンピオンのジョナサン・レイから学習する機会は失われたが、2020年もいくつかのレースで優勝出来るか注目したい。
カワサキと比較するとR1のほうが曲がる
トプラック・ラズガトリオグル
「しっかりとタイムを記録しようと思ってテストしていたわけですが、1’41.3というタイムは非常に良いですね。41秒台で周回を重ねましたが、フィーリングもかなり良くなっています。」
「自分にとっては全く新しいバイクですが、へレス、ポルティマオでレースタイヤで良い走行が出来ています。フィリップアイランドでも走り込む必要がありますが前よりもR1に慣れてきたと思います。」
「予選タイヤで走るのはそこまで難しくないものの、このバイクは予選タイヤだと曲がらないんです。そのためには適切なセットアップが必要ですが、それがわかり始めているところです。フィリップアイランドでテストしていきたいと思います。」
「2019年型と2020年型を比較すると、2020年型はわずかに早くなっています。大きな差ではありませんけどね。カワサキと比較するとR1のほうが旋回性は高いように感じます。2020年型は2台異なるものを試していますが、2台目のほうがフィーリングと旋回性がいいですね。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of yamaha-racing)