今週月曜、火曜に行われたテストでは、FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)でジョナサン・レイがトップタイムを記録し、スーパースポーツクラスではアンドレア・ロカテッリが最速タイムとなった。全てのライダー達からタイヤに関するデータと情報を受け取ったピレリは、テストで使用したオプションをレースでも使用することを決定した。
スーパースポーツクラスも同様にレースで同様のタイヤを使用することとなる。なお、今年から初めて600ccクラスにおいても今まで使用されていた溝つきタイヤではなくスリックタイヤを使用してレースが行われる。スーパーバイククラスでは各ライダーが使用出来るフロントタイヤの本数は32本、リアタイヤの本数は44本だ。
レースで使用されるタイヤ
FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)のスーパーバイククラスでは7種類のスリックタイヤが使用可能となる。このうちフロントが2種類、リアが5種類、さらにインターミディエイト、レインタイヤが用意される。フロントはテストで使用されたタイヤがそのまま使用され、新型のスタンダードSC1ソフトコンパウンド、スタンダードSC2ミディアム コンパウンドはいずれも125/70サイズ。
リアに関してはテストで使用された2種類のミディアムタイヤに加えて、Y1093スペックの新しいミディアムが投入される。なお、予選ではSCXオプションが用意される。スーパースポーツクラスではフロント、リア共にテストで使用されたオプションとなり、スタンダードSC1、SC2がフロントに、ミディアムのY1006、Y1035がリアに投入される。
(Source: Pirelli)
(Photo courtesy of Pirelli)