Pata Yamaha WSBKオフィシャルチームから今年デビュー戦を迎えたトプラック・ラズガトリオグルは、フィリップアイランド戦のレース1でいきなり優勝した。

トム・サイクスが後方に下がり、スコット・レディングがリードを奪った後、トプラック・ラズガトリオグルは、チームメイトのマイケル・ファン・デル・マーク、アレックス・ロウズ、スコット・レディングとバトルを展開。ラズガトリオグルは最終コーナーでも後続を抑え、フィニッシュラインでアレックス・ロウズとわずか0.007秒差での優勝となった。

トプラック・ラズガトリオグル

スタート前は大きなストレスを感じた

トプラック・ラズガトリオグル

「FP3の段階でバイクのフィーリングが非常に良くて、旋回性が向上してグリップも良くなりました。しかし今回は初めてのR1、オフィシャルチーム初のレースということで大きなストレス(緊張)を感じました。序盤に良い位置にいる必要があると思っていましたし、スタート後はタイヤ温存が鍵でしたからレースコンディションに集中していきました。」

「終盤はバイクがスライドを始め、最終ラップではスピニングが発生していたので心配だったんです。最後は本当に僅差でしたね。しかしR1で初優勝を達成出来ました。明日はリアタイヤに関して良いセッティングを見つけたいと思います。10周のスプリントレースは問題ないと思いますが、レース2は長いレースになりますから集中していきたいですね。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)