「レース2は22周で行われ、9人のライダー達がリーディンググループを形成。最後にチームメイトのレイを抑えて優勝したアレックス・ロウズは、レイと0.037秒差、3位のスコット・レディングとは0.849秒差だった。ロウズはスーパーポールレース以外は表彰台を獲得しており、ZX-10RRで幸先良いデビュー戦となった。なお、ロウズはこれでチャンピオンシップをリードして、第2戦カタールを迎えることになる。
カワサキで素晴らしいスタートとなった
アレックス・ロウズ
「気温が高くなった場合に備えてしっかりとクルーチーフのマルセルと共にオールドタイヤで走り込みをしてきました。グリップが落ちてくると他の選手よりも快適に走行出来るのはわかっていたんです。ジョニーがレースをリードしようとして、バズが何度かぶつかってきました。落ち着いてレースするのが難しかったんですが、ピットの前をとおる度に、自分に”落ち着いて、この先10周ペースを維持していくんだ。リラックスしろ”と言い聞かせていました。」
「幸運にも最後に他の選手よりもグリップが残っていてレース2で優勝が出来ました。カワサキでの素晴らしいスタートとなりました。このトラックは少し変わっていますから、この結果を十分に祝いたいですね。カタールはどうなるかわかりませんが、まずは開幕から最初の1週間に関しては満足ですよ。」
(Source: KRT)
(Photo courtesy of KRT)