新型コロナウイルス封じ込めのためにロンバルディア州全域が封鎖
イタリア政府はイタリア国内で拡大を続ける新型コロナウイルス対策のため、ロンバルディア州全域の封鎖を発表した。該当する地域としてはモデナ、パルマ、ピアチェンツァ、レッジオ・エミリア、リミニ、ペザロ・エ・ウルビノ、アレッサンドリア、アスティ、ノヴァーラ、ヴェルバーノ・クジオ・オッソラ、ヴェルチェッリ、パドゥア、トレヴィゾ、ヴェネツィアなどが含まれる。対象となるのは最大1600万人の住民だ。
イタリア国内の感染者数は7,375人に増加
イタリア国内では過去24時間以内に1,200名超の感染が発表されている。死者は133人増えて366人に達したとされている。これで新型コロナウイルスの感染者数は5,883人から一気に25%増え、7,375人となった。
4月のアメリカGP開催も楽観視出来ない
2020年のMotoGPは開幕戦カタールが中止となり、第2戦タイGPも延期なったあと2020年の改訂版カレンダーが発表された。これによると開幕戦は4/5のアメリカGPとなり4/19にアルゼンチンとなるが、世界的なこの状況を考えると、アメリカGPが開催出来る見通しは低いと予想される。
大衆の公衆衛生の意識が低いイタリア同様に感染拡大が広がりつつあるアメリカでの開催となるわけで、私自身もオースティン付近に1年ほど住んだことがあるが、市民の衛生観念は日本より確実に低い。
毎年3月にオースティンで開催されるITの世界的な展示会であるSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)(※筆者もITサービスで展示会出展経験あり)もイベントのキャンセルが先週発表されており、これから4月に向けてさらに感染拡大が続いていく可能性を考えると、オースティン郊外のCOTAで開催となるアメリカGPのキャンセルは十分考えられる。
そうなると4/19のアルゼンチン開催、もしくは5/3のスペインGPから開幕戦となる可能性ゼロではない。ドルナCEOのカルメロ・エスペレーターは「必要があればクリスマス近辺までMotoGPを開催する」とも語っているため、開幕が1ヶ月以上遅れたとしても、現時点で予定されている年間19戦を消化するつもりではいるようだが果たして。。
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