ヤマハ発動機はテネレ700とドローンのYMR-08がRed Dot Award: プロダクトデザイン2020を受賞したと発表。ヤマハ初月によるRed Dot Award: プロダクトデザイン2020の受賞は9年連続となる。
〜以下プレスリリース〜
ヤマハ発動機株式会社のモーターサイクル「Ténéré 700」と産業用ドローン「YMR-08」が、世界的に権威あるデザイン賞「Red Dot Award: プロダクトデザイン2020」を受賞しました。当社製品のRed Dot Awardの受賞は2012年から9年連続です。
「Ténéré 700」は、世界で最も過酷なラリーのひとつ「ダカール」を1980〜90年代に牽引し、輝かしい歴史を持つ「Ténéré」ブランドを継承したアドベンチャーツアラーです。689cm3の水冷直列2気筒270度クランクエンジンを軽量ボディに搭載。乗車姿勢自由度の高い車体、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、オフロード+アドベンチャー+ツーリングの各要素を高次元でバランスさせました。「Exciting Adventure Ténéré」のデザインコンセプトの下、特徴的なヘッドライトやタンクに、3分割シールドを織り込んだハイフェイスは、アドベンチャースピリットを表現しています。
「Ténéré 700」は、ドイツのデザイン賞「iFデザインアワード」に続く受賞です。
「YMR-08」は、「1フライトで1ヘクタールのほ場を15分で散布※する」ことをコンセプトに開発した、病害虫防除などを主目的とする産業用マルチローター(通称ドローン)です。都市近郊や小規模農業のニーズに応え、軽量カーボンボディやエンジンに比べて静音性の高い電動モーターなどを採用。散布作業者や農業家の要望を満たす機能美を徹底追求し、洗練された躍動感あふれるデザインとしました。
「YMR-08」は、「グッドデザイン賞2018」に続く受賞です。
「Red Dot Award」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」主催による世界的な格式の高いデザイン賞です。
※平地での連続散布を想定
(Source: yamaha)
(Photo courtesy of yamaha)