開幕戦フィリップアイランドで優勝を果たしたアレックス・ロウズがカワサキレーシングチーム(KRT)と2021年まで契約を延長。ロウズはヤマハからカワサキに2020年シーズンから移籍、開幕戦フィリップアイランドでいきなり2度の表彰台を獲得するなど、カワサキのZX-10RRに高い順応性を見せていた。
アレックス・ロウズ
「2021年もカワサキでレースが出来るのが嬉しいですね。これからも引き続きカワサキZX-10RRに順応する作業を進めたいと思います。このチームに加入してから、ライディングの面でさらに前進出来るチャンスを貰ったと感じています。ジョニーのチームメイトとして多くを学ぶことが出来ていますし、チームの雰囲気は最高なんです。現在の世界情勢は最高とは言えない状況ですが、カワサキのおかげでポジティブな気持ちで将来に集中することが出来ます。」
「今年残りのレースに挑む前に2021年のことがフィックスしているのは気分がいいものです。個人的な目標は日々ハードに自分自身を改善する作業を続けること、チームとして楽しみながらシーズンに挑むことです。こうした気持ちがあるからレースを続けるわけで、この空白期間のおかげで、自分達がいかに夢のような仕事をしているのか気づくことが出来ました。今シーズン再びレースをするのが待ち遠しいですし、マルセルや他のチームメンバーと共に早く作業を開始したいと思います。そして来年にさらに素晴らしい仕事を達成したいと思います。」
チームマネージャー Guim Roda
「アレックスの今までの仕事、KRTのプロジェクトに対するモチベーション、トレーニングのシリアスさなどは、彼の契約更新にあたって大いにプラスに議論されたポイントです。彼はバイクを限界で走らせる力を持っており、我々が期待するレベルでパフォーマンスを発揮してくれます。彼とジョニーは素晴らしいコンビネーションを発揮していますし、互いに尊敬し合う間柄です。ライダー同士が競い合うことでチームとしてのレベルを最大限引き上げてくれるのも素晴らしいと思います。」
「2020年の加入以来、彼のライディングを高く評価していますし、彼はバイクをコンスタントに速くライディングする力を持っています。今シーズン再びレースが出来ることを祈っていますが、2021年シーズンの契約をアレックスと結ぶことが出来ましたので、今年落ちついてレースに挑める環境を彼に用意出来たと思っています。」
(Source: KRT)
(Photo courtesy of KRT)