かねてから噂されていたように、ジャック・ミラーがDucatiファクトリー加入を果たした。契約は2021年の1年契約で2022年まで延長出来るというオプション付きだ。ジャック・ミラーはMotoGPクラスにわずか20歳で2015年にデビュー、Pramacレーシングに2018年に加入し、2019年はランキング8位となり、5度表彰台を獲得している。
これで来年のDucatiファクトリーチームのライダーのうち1名が決定したことになるが、もう1名のライダーはおそらくアンドレア・ドヴィツィオーゾとなるはずだ。
ジャック・ミラーは2021年からDucatiファクトリーチームで参戦する
ジャック・ミラー
「何よりもパオロ・カンピオーニ、フランセスコ・グイドッティ、Pramacレーシングの全ての皆に感謝したいと思います。この2年半共に過ごす中で本当に多くのサポートをしてもらいました。DucatiファクトリーチームのライダーとしてMotoGPライダーとしてのキャリアを続けることが出来るのは大きな喜びです。クラウディオ、ジジ、パオロ、ダヴィデなどマネジメント層にも感謝したいと思います。今年またレースを続けることを楽しみにしていますし、2021年からオフィシャルチームライダーとして走ることにフルコミットしていきます。」
Ducati CEO クラウディオ・ドメニカーリ
「Pramacに加入してから、ジャックは凄まじいスピードで成長してきました。チャンピオンシップの中で最速、才能あるライダーの一人なのだと証明してきたと思います。来年から彼がファクトリーチームのライダーとして、デスモセディチGPを操縦することに合意してくれたことを大変嬉しく思います。ジャックはコンスタントにトップ争いが出来る力があるでしょうから、今年からデスモセディチGP20でPramacレーシングと共に戦ってくれるでしょう。来年はDucatiチームのサポートと共にさらに成長してくれると確信しています。」
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of Ducati, Michelin)