ファビオ・クアルタラロは、感染状況が深刻と報じられていたフランスでのレース開催に関して素直に驚きだと語る。例年と異なりタイトなスケジュールで過密したレース日程のため、転倒、怪我はすなわち多くのレースを欠場することに繋がりかねない。来年ファクトリーチームで走るファビオ・クアルタラロには、純粋な速さだけでなく、こうした我慢強さ、シーズン全体を見据えたレース展開をすることが求められていくだろう。
フランスでレース出来るのは嬉しい驚き
ファビオ・クアルタラロ
「2020年カレンダーが発表されて本当に嬉しいです。ドルナ、IRTAのおかげですね。ずっとハードにトレーニングを重ねてきましたが、ようやくスタート出来る日が決まりました。現在のターゲットは7月19日のヘレスとなります。例年と異なるカレンダーですが、この状況下ではこのカレンダーでというのは仕方ないでしょう。」
「レース数は少なく、連続で同じサーキットでのレースとなります。しかし今回のようなチャンピオンシップにおいては、しっかり毎回完走することが重要になるでしょう。転倒、そして怪我をすることに関しては本当に注意深く走る必要があります。このタイトなスケジュールの中で怪我をするということは、多くのレースで出走出来ないということに繋がります。そして衛生プロトコルをしっかりと守ることも求められるでしょう。」
「過去数週間の様々な話の中で、フランスでレースをすることなるとは思っていませんでした。これは本当に嬉しい驚きです。もし状況が改善していけば、限られた人数のファンが観戦することが出来るかもしれません。ファンの声援は本当に恋しいですね。今はステップ・バイ・ステップで進み健康を維持することが重要で、その先にいつものようにMotoGPを楽しむことが出来るでしょう。今年の状況を考えると、チームのホームであるマレーシアで最終戦を迎えることが出来た最高でしょうね。」
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(Source: sepang racing team)
(Photo courtesy of sepang racing team)