参加者1人1人がこのスポーツの将来に責任を持っている

いよいよ今週末に迫ったMotoGP開幕に先駆けて、ドルナスポーツCEOのカルメロ・エスペレーター、FIM会長のホルへ・ビエガス、IRTA代表のエルベ・ポンシャラルが共同で声明をリリースした。

MotoGP開催に向けての共同声明

「COVID-19はモータースポーツにおいて過去最大の脅威となっています。今週末にヘレスで2週連続でレースを開催する運びとなりましたが、モータースポーツの再開が出来ることを本当に嬉しく思います。この機会に、MotoGPファミリのー皆さん。メーカー、チーム、ライダー、オフィシャル、サーキット、マーシャル、ボランティ、放映会社、ジャーナリスト、写真家、スポンサー、パートナー、各企業、組織スタッフの皆さんに、この難しい時期におけるたゆまぬ努力とご協力に感謝申し上げます。」

「数多くの作業、連携の中で、感染リスクの最小化を目的としてレース実施のプロトコルを策定しました。改めて衛生策の重要性、医療手順をしっかりと意識する必要があります。厳しい医療プロトコルを設けていることもあり、サーキットに到着し、レースウィークがスタートしても、パドックは全く別物に見えることでしょう。そして全員がこのルールをしっかりと守ること、全参加者がサーキット、ホテル以外の場所を訪れないことが重要です。」

「パドックで見かけることが無い多くのメンバーがいるはずですが、彼らが遠くからレースに参加していることを皆が知っています。そして当然ながら空席のスタンドでのレースとなります。すべての医療プロトコルが厳格に実行される必要がありますが、これはパドックの皆の健康が何よりの優先事項であるためです。」

「関係する皆さんのご協力に改めて感謝差し上げますが、これは我々がトラックに戻り、素晴らしいレースを実現するために必要なのです。参加者の1人1人がこのスポーツの将来に大きな責任を持っていると言えるでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)