赤旗で中断となるまでは表彰台獲得は確実、ジョアン・ミルのペースが後半落ちたと仮定すると優勝の可能性すらあった中上。レース2ではスタートで出遅れたこと、さらに新品タイヤがなかったことで苦戦。非常に悔しい形で7位となった。次回以降のレースに向けて大きな自信にはなったようで、マルク不在の中、ホンダのエースとしての活躍に期待だ。中上 貴晶

7位という結果にがっかり

中上 貴晶

「7位という結果にがっかりしていますし、このようなレースになったことに怒りを覚えます。赤旗中断は残念でしたが、これもレースの1部ですから仕方がありません。赤旗になるまでは完ぺきな走りでした。ジャック・ミラーを抜いて2番手に上がってからは、ジョアン・ミルにも追いつけると思っていましたし、優勝も可能だと感じました。」

「レース2は12ラップで行われましたが、残念ながらレース2は新品のソフトタイヤが残っていませんでした。ほとんどの選手が新品タイヤを使用していましたから、自分達は十分なグリップを発揮出来ませんでした。表彰台争いができませんでしたが、次戦に向けて大きな自信になるレースでした。2週間のインターバルを経て、また3連戦となります。次の連戦では表彰台に立つために今まで以上に全力を尽くしたいです。すばらしい仕事をしてくれたチームとすべてのスタッフに感謝します」
中上 貴晶

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)