サンマリノGP土曜、NTS陣営の両選手が着実な前進ベンスナイダーとラフィンはともに前日タイムを1秒更新

第7戦サンマリノGP土曜日のセッションで、NTS RW Racing GPのボ・ベンスナイダーとジェスコ・ラフィンはともに、金曜からの着実な前進を見せました。しかし、その歩みは残念ながら順位に反映されず、ベンスナイダーは25番手、ラフィンは28番手から明日の決勝レースを迎えることになりました。

午前のフリープラクティス(FP)3回目で、ラフィンは金曜のタイムを約1秒更新し、1分39秒216を記録。ベンスナイダーも午後の予選で前日の自己ベストタイムを1秒以上詰めて、1分37秒826に到達しました。ラフィンの予選タイムは、残念ながらFP3のタイムに及ばない1分40秒268でした。予選を終えて、ベンスナイダーは総合26番手、ラフィンは29番手という順位でした。

しかし、ポールポジションを獲得したサム・ロウズ選手が前戦決勝レースでの過失に対するペナルティを受け、明日は最後尾からのスタートになるため、全選手のグリッドポジションががひとつずつ繰り上がることになりました。その結果、ベンスナイダーは9列目25番グリッドから、ラフィンは10列目28番グリッドから明日の決勝レースを迎えます。

第7戦サンマリノGP決勝レースは、現地時間日曜午後12時20分(日本時間8月23日午後7時20分)にスタート。全25周で争われます。

ボ・ベンスナイダー選手(ゼッケン64)

(予選25番手:1分37秒826)
「うまくかみ合わせることが出来ない状況で、何も言えることはない。細かいことをマシンで修正してもらったりしていろいろ試しているけれど、根本的にタイム差がありすぎている状況で自分でも何が足りないかと言われても明確に答えられない状況で、そういう意味では混乱していて本来のパフォーマンスからほど遠いことにストレスを感じてるよ」

ジェスコ・ラフィン選手コメント(ゼッケン2)

(予選28番手:1分40秒268)
「午前のタイムは昨日よりも良かったけれども、午後にその勢いを維持することができなかった。その結果、僕たちの本来の実力よりも低い位置から明日の決勝レースをスタートすることになってしまった。でも、今はこれが精一杯なんだ。今朝起きたときも、昨日の疲労がかなり残っている状態だった。それでも午前のFP3はがんばれたけど、午後の予選Q1は体調的にもかなり辛かった。こんな状態だけど、明日の決勝は力を振り絞って戦うつもりだ。厳しいレースになることは覚悟している。でも、最後まで走り抜くよ」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)