6番手スタートと2列目以内からのスタートという目標を達成してレースに挑んだジョアン・ミル。終盤はタイヤの摩耗によりアレックス・リンス、アレックス・マルケスに追いつくことが出来なかったものの、今年の表彰台常連になりつつある。結果的に優勝はないもののチャンピオンシップリーダーとなったが、本人は優勝をしてからチャンピオンシップについて考えたいと語る。
チャンピオンシップを考えるのはまだ先
ジョアン・ミル
「この表彰台は嬉しいですし、リンスの優勝も良かったですね。マーべリック・ビニャーレスを抜いて最後はリンスに接近出来ましたけど、最後の7周くらいでフロントエンドのグリップに苦戦しました。」
「優勝出来なかったものの、代わりにチャンピオンシップ1位となることが出来たのは嬉しいです。今後は終盤のスピードをさらに磨き上げていきたいですね。リンスの場合はフロントでレースをリードしていたので、タイヤを温存出来たのかもしれませんけどね。」
「今年はとにかくコンスタントさを発揮するのが難しいですね。今はとにかく優勝をしたいと思っていて、優勝を達成した後にチャンピオンシップを考えたいと思います。」
「自分は、今年最もコンスタントに良い結果を出し続けていると思います。今後もチャンピオンシップリードをディフェンスすることは十分可能だと思いますけど、実際問題としてディフェンスすることが目標ではなく、レースごとに優勝、そして表彰台を狙っていきたいです。チャンピオンシップについては最後の2戦で考えますよ。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)